年代　・　世紀表記

西暦（元号表記）

縄文時代

弥生時代

平安時代（１０世紀頃）

　　　　（１２世紀）

・漆器の下塗りの記録

・即身仏（ミイラ）に塗布した例

・「柿衣」平安時代下級武士が着ていた

・加賀市の遺跡より柿渋下地の漆器出土

・和傘作り

鎌倉時代（１３世紀）

１３１５年（正和４年）

・岐阜高山の漬物桶つくり

・高野山文書に「柿流し」文書これは毒流漁法

室町時代　（１５世紀）

　　　　　（１６世紀） 

１５００年（明応９年）

安土桃山時代１６世紀

・公家山科家礼記（記録）張籠に貼る渋紙つくり

・雪の日に渋紙使用（合羽の推定）

・籠塗職人が柿渋を張籠の塗料として使用

・加賀での金箔打ち紙に柿渋が塗られていた

江戸時代１６８６年

１６９７年（元禄１０年）

１７１３年（正徳３年）

１８世紀

１８５９年（安政６年）

１８１９年（文政２年）

１８５９年～１８７７年

（安政６年～明治１０年）

明治・大正時代 

大正１４年

・（貞享元年）「擁州府志」に京都の人が柿渋つくり

・「農業全書」柿渋つくり奨励している

・「和漢三才図会」柿渋は紙子・酒袋・渋下地

・丸亀のうちわつくりと一貫張り
　享保の頃には大阪に１４人の渋屋仲間が存在し、柿渋が商品として流通

・「諸方渋買帳」京都の柿渋店では宇治・和束・南山城の各地から柿渋購入。
　南山城では柿渋製造業者がいた。

・「運賃の控」加茂町で渋屋をされていた久保田家は南山代・和束・笠置から
　渋柿購入し柿渋に加工し京都、大阪の渋屋に販売していた。