柿渋未来プロジェクト 柿渋を未来につなごう! プロジェクトサイト
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2 カキの適地(気温と土壌)
(1)気温
カキの適地として,甘ガキは年平均13℃以上であるが,渋ガキは10℃以上の地域が可能である。特に渋ガキの品種によっては,冬季に-15℃まで耐えることができ、日本の広い範囲で栽培ができます。しかし、晩霜には弱いため,晩霜の危険がある場所では,栽培が難しいです。
京都府木津市の年間の気温 |
○木津市の気温 京都府木津市の気温は,年平均気温が約10℃程度,4月頃には最低気温が5℃以上あるため、霜の心配が少なく、栽培可能な気温環境といえます。 |
(2)土壌
カキを栽培する際の土壌は,適度な排水性と保水性をもった土壌が良いです。また,地下深くへと根を伸ばす直根性(または深根性)で,90㎝以上の深さまで根を伸ばすため,地下深くまで根を伸ばすことができる(有効土層の深い)土壌が望ましいです。
排水の悪い土壌や乾燥の激しい土壌では,生育が悪くなる。特に成長が盛んな夏場の6月~8月中旬までは,こまめな灌水や草生栽培,マルチングをするなどして,土壌の乾燥に気を付けた管理が大切となります。
○土壌環境 山城地区の土壌環境は、大阪層群(砂泥互層:砂層と土層が交互に積み重なった土壌)の地区が多く,比較的水はけのよい土地です。 また,地下水や湧水湿地,木津川があることから,水源の豊富な土地でもあるのです。水はけが良く,水源の豊富な地域だからこそ,柿の文化の根強い地域になったと想像できます。 |